展示会ブースへ集客するには、声を大きくするだけでなく、何の展示かを伝え、興味を持った人が無理なく質問できる状態を作ることが大切です。足を止めない、内容を理解できない、説明を受けられない、といった段階に分けると、改善する場所を探せます。準備と当日の運営を整えるコツを紹介します。
最初に、話したい来場者とテーマを決める

新製品を知ってほしいのか、特定の業務に悩む担当者と話したいのかを決めます。来場者全員に同じ説明をするより、主な相手に伝えるテーマを絞る方法がおすすめです。自社の商品名を知らない人にも、何を見たり相談したりできるかを短く説明できるようにしましょう。
例えば「製品の仕様を比較する」「利用場面の実演を見る」など、来場者ができることを示します。実際に用意していない体験や、確認していない成果を呼び込みの言葉に使わないようにします。事前の案内、パネル、口頭説明も同じテーマでそろえてください。
遠くで伝える情報と、近くで読む情報を分ける

通路から見る人には、主な対象と扱う課題を示します。足を止めた人には、特徴や利用例、さらに詳しく知りたい人には仕様や条件を案内します。情報を一枚へ詰め込む前に、見る位置と順番を分けて考えましょう。
パネルや画面は、予定する大きさと距離で確認します。隣の展示や人が立ったときに隠れないか、照明の反射で読みにくくならないかも見てください。文字の大きさや高さを一律の数値で決めず、実物と会場の規程に合わせて調整します。
法人プラン 月額19,800円〜(税別・税込21,780円〜)
出会いの先にも、話せる窓口を。
イベント前後の質問やサービス選びに、キャラクターとの対話という選択肢を。ピタリーの接客イメージをご覧ください。
立ち止まる人と、説明を受ける人の場所を考える

入口にスタッフや展示物を集めると、近づきたい人と、話を聞いている人の場所が重なることがあります。通路から何が見え、どこで説明を受けるのかを図にします。荷物や配布資料の保管場所も含めて配置しましょう。
複雑な図面がなくても、床に範囲を示し、スタッフ役と来場者役で動くと確認できます。説明中の人が出入りを妨げないか、待つ人が通路へ広がらないかを試します。小間の範囲、営業活動、音量などは、出展する回の主催者資料で確認してください。
スタッフの役割と、引き継ぐ言葉をそろえる

| 役割 | 準備すること |
|---|---|
| 最初の案内 | 短い紹介、相手の関心を聞く質問 |
| 製品の説明 | 説明の順序、資料、回答できる範囲 |
| 個別の相談 | 確認すべき条件、専門担当への引き継ぎ |
| 記録・次の案内 | 関心、約束した対応、担当者、案内先 |
人数が少ない場合は、一人が複数の役割を持っても構いません。大切なのは、説明担当が対応中のときに誰がどう案内するかです。「担当者へおつなぎします。仕様の確認をご希望です」のように、聞いたことを短く共有すると、来場者が同じ説明を繰り返す負担を減らせます。
声かけは、質問できる選択肢を示す

声をかける目的は、無理に名刺を受け取ることではなく、相手が情報を得るきっかけを作ることです。「使い方の実演をご覧になれます」「資料だけでもお持ち帰りいただけます」など、実際にできることを伝えます。これらは会話を考えるための例で、効果を測定したフレーズではありません。
断られた場合や急いでいる人に、会話を続ける必要はありません。関心を示した人には、情報収集か具体的な検討かを聞き、必要な説明へ進めます。最初から多くの質問をせず、相手が何を知りたいかを一つずつ確かめましょう。
混雑時の案内と、後から読める情報を用意する

全員が説明中のときには、資料を読む、実演の予定を確認する、後日相談する、といった行動を選べるようにします。QRや資料に移動先の内容を添え、会場で聞いた説明の続きを読めるページへ案内します。個別の相談を約束した場合は、担当と次の対応を残してください。
Webでサービス説明やFAQを確認する窓口を用意するなら、ピタリーのキャラクター接客も検討できます。会場の自動呼び込みや無人運営を前提にせず、紹介したページへ来た人が質問できる接点として、設置と対応範囲を確認しましょう。
当日は、原因を分けて一つずつ見直す

ブースが見られていない、内容が伝わらない、説明に進まない、次の約束が残らない、のどこで止まるかをスタッフで共有します。表示文、立つ場所、説明の順序を同時にすべて変えず、変更点を残して反応を確かめます。会期後には、来場者との会話と次の対応まで振り返り、次回の準備へ反映してください。
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参考資料・関連情報
執筆・編集:aivy / 最終確認:2026.10.23
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