クロスセルの商品例を考えるときは、「何と何を売るか」に加えて、「どんな人に、なぜ一緒に使ってほしいか」を整理しましょう。同じ組み合わせでも、用途やすでに持っている物によって、必要性は変わります。
この記事では、商品案内を設計するための7つの想定例を紹介します。特定企業の販売実績や成功事例ではありません。実際に使う際は、自社の仕様・販売条件に置き換えて確認してください。
クロスセルは、関連する別の商品を加える提案
主商品と一緒に使う別の商品やサービスを案内するのがクロスセルです。上位モデルへ変更するアップセルとは分けて考えます。例えば本体に付属品を追加する場合と、本体の性能を上げる場合では、説明する理由が異なります。
業界別のクロスセル商品例7選

| 分野・主商品 | 追加候補 | 提案する理由と確認点 |
|---|---|---|
| 衣料:コート | マフラー | 利用する季節や好みに合うかを確認し、色・素材を選ぶ |
| 食品:パスタ | ソース | 調理する人数や好みを確認し、量・原材料を案内する |
| 家電:掃除機 | 交換用フィルター | 本体への適合と、交換時期・同梱の有無を確認する |
| PC:ノートパソコン | 持ち運び用バッグ | 持ち運ぶ用途か、本体寸法に合うかを確認する |
| 趣味:カメラ | 記録用メモリーカード | 対応規格と使い方、すでに持つカードを確認する |
| 文具:万年筆 | 交換用インク | 対応する方式と製品を確認し、使い切った後も使えるようにする |
| 法人:業務システム | 操作研修 | 標準サポートとの違い、対象者と習得したい内容を確認する |
重要なのは、商品名だけを登録するのではなく、対象になる条件を添えることです。消耗品なら、今すぐ必要なのか、将来の交換時に案内するのかも分けます。サービスを追加する場合は、元の契約に含まれる範囲と重なっていないかを確認してください。
法人プラン 月額19,800円〜(税別・税込21,780円〜)
次の一歩は、接客の体験から。
自社のサービスやよくある質問を、キャラクターが案内するピタリー。どんな接客ができるのか、利用ページでご覧ください。
例1:見た目の相性を伝える衣料の提案

コートとマフラーなら、候補の写真とともに、どの色や着用場面を想定した組み合わせかを説明します。「誰にでも似合う」と断定するより、好みや用途から選べる案内にします。
すでに持っているものと合わせたい人には、その希望を優先します。一式を追加しないと完成しないような見せ方にせず、主商品だけでも検討できるようにしましょう。
例2:使い方と数量を確認する食品の提案

パスタとソースは、「何人分を作るか」「どんな味を選びたいか」から候補を考えられます。容量や原材料、保存方法など、商品が確認している情報を示します。
食べられない原材料や希望に合わない条件がある場合に、未確認のまま問題ないと案内しないことが大切です。必要な情報がないときは、商品表示や確認窓口へ進めるようにします。
例3:適合を確認する機器と消耗品の提案

掃除機とフィルター、カメラとカードなどは、関連しているだけでは使用できるとは限りません。型番や規格を商品担当者が確かめ、案内する組み合わせを決めます。
以下は、架空の家電販売を想定した案内例です。実際の型番と条件に置き換えてください。
お使いの型番を確認すると、対応する交換品を探せます。購入予定の本体に予備が付属している場合もあるため、同梱品も先にご確認ください。
「他の人も購入した」という履歴は、仕様が合うことや、今必要なことの証明とは別です。データから得た候補と、適合を確認した候補を区別して扱いましょう。
例4:不足する運用を補う法人サービスの提案

業務システムと研修を組み合わせるなら、操作に困っているのか、業務手順を見直したいのかを聞きます。対象者、研修内容、実施方法、標準サポートとの違いを示し、追加する必要があるかを判断できるようにします。
すでに社内の担当者が説明できる場合や、初期契約に同じ研修が含まれている場合は、追加を勧める必要がないかもしれません。提案しない条件も残すと、営業や案内担当が同じ判断をしやすくなります。
組み合わせを決めたら、案内する条件を一枚にまとめる

- 主商品と追加候補、追加する理由。
- 用途・型番・数量など、確認が必要な質問。
- 対象外の条件と、追加しなくてよい場合。
- 費用や販売条件を確認できるページ。
- 商品変更時の更新担当者と確認日。
Webへ表示する場合は、販売中か、在庫や公開の条件を満たすかも確認します。例えばShopifyには、おすすめ商品の表示要件が定められています。ほかのEC基盤にも同じ条件があるとは限らないため、利用環境の仕様を確かめましょう。
用意した商品情報を、会話で案内するなら
ピタリーでは、会社のキャラクターを通じた商品案内や問い合わせ対応を検討できます。会話のイメージと利用方法を確認し、自社で案内したい商品と提案条件を整理してみてください。適合判定や在庫連携など、必要な機能は構成・利用条件に応じて確認します。
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執筆・編集:aivy / 最終確認:2026.10.23
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